中学生の第1回定期テストが終わった。結果をどのように受け止めているだろうか。通塾生の子どもたちはもちろんのこと、今回はそれ以外の中学生、および親御様向けに、これから意識しておいてほしいことを述べていきたい。
中1ギャップ
小学校から中学校へ移行する際の学習面・生活面の大きな変化に子どもがうまく対応できず、成績や学習意欲が急激に低下してしまう傾向にある。
■学習面における小学校と中学生との違い
・教科が増える
・覚えるべき量が増える
・内申点を意識しなければならなくなる
・部活との両立が求められる
これらへの対応力が身につく前に定期テストが始まるため、大きなギャップに苦しめられる。
■中1のつまずきアルアル
・提出物が「終わらせればいい」になっている
・ノートの取り方が小学生のまま
・部活の疲れで勉強時間が激減
・暗記モノの勉強の仕方が分からない
中1の第2回定期テスト(9月)までに勉強に対する基本姿勢が身につかなかった場合、第3回定期テスト(11月)から成績が急降下する子どもが多く見られるのが現実(早ければ第2回から急降下する子も)。

中2スランプ
新入生のような緊張感もなく、また、中3生のように受験を意識する機会も少ないため、古今「中だるみしやすい学年」とよく言われ、それが学習面に顕著に表れる。
■成績が下降しやすくなる要因
・中1内容が理解できていない
・英数の学習内容が一気に難しくなる
・部活での役割が増えて疲労が蓄積する
これらは多くの方が経験することではあるけれど。
■中2スランプの兆候
・ケアレスミス(?)が急増する
・勉強中でもスマホを手放せない
・二言目には「分かってるよ!」「やってるよ!」
このような状態を放置すると、中3の夏まで伸びにくくなり、受験に深刻な影を落とすことにもなりかねない。
■解決するには
このような状態になっている中1・中2に、それを解決するための最適解などない。一人ひとり違うのだから。ただ、親御様が心がけてほしいこととして、はっきりと言えるのは、
必要以上に干渉せず、きちんと向き合うこと
頭ごなしに否定しない。
結果だけで評価しない。
アドバイスよりも共感。
最後に、山本五十六の、人材育成の極意を説いた有名な一節をご紹介。教育にも通ずるものがあると思う。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
う~ん、深い。
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