春期講習11日目は、小学生と新中2の学力テスト。
新中2のテストを終えて答案を回収・確認したとき、少し残念に思った、というより危機感を覚えた。というのは、社会の答案でひらがな解答が多かったからだ。
分からないから書けないのか、あるいは、メンドクサイから書かないのか。いずれにせよ、漢字を使わないその学習姿勢は改めなければだめだ。
なぜ漢字が大事なのか。それは、漢字が表意文字だからだ。ひらがなやカタカナは音だけを表す表音文字。だからそこに“意味”はない。けれども、漢字は違う。漢字にはその一文字一文字に意味がある。部首一つとっても、水に関する漢字にはさんずいが使われ、火に関する漢字にはれんが(れっか)が使われる。日が雲に隠れるから「曇る」と書き、重いものでも力を加えれば「動く」と書く。また、たとえば「愁(シュウ)」「請(セイ)」「閥(バツ)」・・・など「知らない漢字でも形声文字の成り立ちを知っていれば読める。漢字を書く、覚えるという言語活動は、言葉について考えたり、理解したり、表現したりする、ひいては、考える力のトレーニングにもなる。だから、漢字の学習って大事。
漢字の勉強を疎かにする子に、国語ができる子は見たことがない
国語ができないと、やはり全ての教科において伸びにくい。いわゆる勉強の「できる・できない」というのは、難しい問題をたくさん解いているかとか、特別な習い事をしているかとか、そういうことでは決してなく、こういう基本中の基本ともいえる、当たり前の学習を小学生のうちにきちんとやってきたかどうかが大きいと思う。
ちなみに弊塾で2年前まで小学生の授業で使っていた、漢字学習のための教材がこちら。

漢字だけでなく言葉の勉強にもお勧め。一般の書店でも購入できるので、気になる方は是非お試しを。
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