定期テストはそこそこ取れるため、成績(内申)はそれなりに良好。でも、いざ模試等を受けると実力不足を露呈してしまう。机には向かっているのになかなか実力が向上していかない。このようなタイプの子は何が足りないのか、今回はそのことについて塾講師の視点から述べていきたい。
■単元別問題ばかりで総合問題を解いていない
理由はさまざまあるかもしれないが、これが最大の要因であることがほとんど。
例えば英語。助動詞が苦手でその単元の勉強だけに時間を費やしたとする。するとどうだろう、「これは助動詞の問題」と分かっていれば解けるが、それが他の文法単元と混合されると途端にできなくなる。問題を見たとき、読んだときに、「これは受動態の問題、これは不定詞がポイント、これは動名詞を使う・・・」と、瞬時にポイントを見抜く力があるかどうか、これが力。基礎基本は確かに大事。最優先であるのは間違いない。でも、それだけに終始していては実力は向上しない。何度も反復して基礎基本が身に付いてきたなら積極的に総合問題を解いて、瞬時にポイントを見抜く目、記憶を刺激する勉強を取り入れよう。
先述の助動詞が苦手だとすれば、その単元を一通り勉強した後にそれを含む総合問題を解く必要がある。これは他の教科でも同じことが言えて、特に英語ではこの勉強が大事。一般動詞を勉強したらbe動詞も含んだ問題を、過去形を勉強したら三単現も含んだ問題を、そして、進行形を勉強したら過去形や三単現も含んだ問題を、と既習単元を常に絡めて解かなければ、“その場しのぎ”の力しかつかない。
例)助動詞の問題

例)助動詞を含めた総合問題

「定期テストには強いけど、模試等の実力テストには弱い」という子は、概ねここまで述べてきたような勉強ができていない。定期テストというのは範囲が限定されているため、総合問題を解くというような、広範囲の勉強をする機会がどうしても限られてしまう。だから、もし「定期テストさえよければ良い」という意識であれば、それを改めていかないと、本当の力はつかない。
力をつけるために、
①学力テストを解き直す
②定期テストを解き直す
③テキストの章末問題を解く
総合問題という点ではこれらの取り組みが超大事。
頑張れ、CLEAR通塾生。
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