受験期(後期以降)はともかくとして、今年の中3は例年になく今の時期としては自習に来る子が多い。授業日以外に来る子、授業日は早めに来る子、と様々だけど、ほぼ毎日中3の誰かとは顔を合わせている。

その中のある男の子。中2の頃とは別人のように毎日毎日自習に来るようになったのだが、実はこれにはある経緯がある。塾内テストをすれば不合格⇒呼び出し・再テストの常連だった彼。英語に至っては「中2からやり直せ」と言いたくなるほど。そんな英語で呼び出したときのことだ。
『中2内容がほとんど身に付いてない。今までと同じことをしていても何も変わらない。受験生として、頑張らねばならない学年として、今後どうするか、俺と約束してくれ。口だけじゃなく、行動で示す何かを。』
少し考えた様子の後、彼はこう言った。
「月曜から土曜まで、週6で塾に来て勉強します。」
『・・・できないことは言うな。それに、そこまで塾漬けにはしたくない。羽を伸ばす日も必要だし、家族との時間も大切にしなきゃダメだ。』
「いえ、できます。どうせ家にいても勉強しないんで。」
『・・・受験期ならまだしも、この時期から週6というのはムリがたたる。部活も最後の大会に向けて大忙しくなってくるし、勉強を理由に部活に手を抜くようなことがあってほしくない。』
「部活もちゃんとできます。大丈夫です。」
『・・・・・・分かった。そこまで言うならやってみろ。』
こんなようなやりとりがあった。さすがに週6は厳しいだろうと思っていたが、実はこれがもう1ヶ月は続いている。滅多に褒めることはないけど、よく頑張っているなと本当に思う。その甲斐もあってか、授業後に理系担当の武山からこんな話があった。
「○○が今日のテスト、合格した。毎日頑張っている成果が出てきているのかもしれない。」
合格したこと、基礎学力が向上してきたことは喜ばしい(英語も何とかしてもらいたいが・・・汗)。でもそれ以上に、こういう日々の積み重ねは後々効いてくる。受験期、それこそ年末年始といった、最も苦しい時期に。この時期から自ら机に向かう耐性や勉強体力をつけておくと、苦しい時期に踏ん張りが利くようになる。
中2までは欠席もやや目立ち(決してサボりではない)、二言目には「なんで勉強しなきゃいけないの」が口癖のような彼だったが、「自分で言ったことですから」と、毎日自習に来ている。随分とたくましくなったものだ。“ガス欠”しないよう、この調子で受験まで走りきってほしい。
ともすれば、「頑張れ」が敬遠されかねない時代。「『自分らしく』『自分のやりたいように』でいいじゃん」が受け入れられやすい時代。それでも、やっぱり、苦しくても精一杯頑張るってことの尊さを伝えたいし、そういう頑張りが肯定される学習環境を作っていきたい。
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追記:神奈川県公立高校入試に向けて再確認
①英語・国語を早めに固めよ
英語は昨年度のテキストWinPassを使い倒そう(中2で学習した範囲まで)。使い方は以前のブログでも説明したとおり。夏休み前を目処に必要な箇所を徹底的にやり込めばかなり力がつくはずだ。国語もまた然り。中2WinPassの未了分(読解分野)を夏休み前までにひととおり終わらせよう。
②数学の基礎力を強化せよ
近年の入試の傾向は、問1が計算問題、問2が小問集合。ここだけで全体の35~40点分。これら基礎問で手堅く得点できるように、速く正確な計算力をつけられるよう反復練習しよう。今取り組んでいる「展開」「因数分解」はもちろんノーミスになるまで徹底を。特に因数分解は二次方程式にも影響する。完璧にしなければダメ。
③理科・社会の復習に努めよ
理科は物理分野or化学分野、社会は歴史分野を中心に復習しよう。いずれも理解が難しく結果が出るまで時間のかかる分野のため早めにとりかかっておいて損はない。ちなみに歴史は“覚える”という勉強よりも、流れをおさえる勉強を。時代の流れを物語にすることを心がけよう。
また、過去問は早めに購入してとりかかろう。夏休み前までに英語と国語はひととおり取り組んでおくことを推奨します。
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