中2は学力差を大きく隔てるであろう分岐点に差し掛かっている。
それは以前のブログ(小5~中2は『夏休み明けから冬休み前まで』が重要!その理由とは?)にも書いたとおりで、理解や定着に苦労する単元が目白押しだからだ。たとえば…
【英語】助動詞、不定詞、比較
教科書がマイナーチェンジされたため、助動詞の登場順がやや変わったが、この時期に中学校範囲の助動詞を概ね学習することになる。また、不定詞の基本3用法もこの時期に全て学習。授業進度が早い学校では比較も年内に全て学習するだろう。いずれも、理解し、使えるようになるまで時間のかかる文法単元ばかりで、高校入試でも頻出。
【数学】一次関数、図形
言わずもがな一次関数は中2数学の鬼門。前回のテスト範囲では変化の割合等の基本だけだったが次の第3回はワケがちがう。求式や利用も含めた総合問題となる。連立方程式があやふやな子にとっては太刀打ちできないだろう。また、図形はまだ基本までだろうが、ここも得手不得手が極端に分かれる単元だ。特に女の子は図形に弱い傾向にある、より一層気を引き締めて取り組まねばなるまい。

前回のテスト結果を受けて、英語は強化期間中。不定詞基本3用法の説明を終えて、今は練習に練習を重ねている。例えば、“名詞的用法(~すること)だけ”、“副詞的用法と分かったうえで”、問題が解けたとしても、それは力とは言えない。問題に直面したときに、「これは『~するために』と目的を表す訳す英文かな」とか、「形容詞的用法を使って直前の名詞を修飾しているんだな」とか、3用法の区別が出来て、それを瞬時に使い分けができるようになって初めて力と言える。数学も然り。つい最近一次関数の学習を終えたが、かなりの練習量をこなさせた。
中1も同じく分岐点を迎える。特に今年の中1はいろいろと改めなければならない点が多い。かなり厳しい状況になることが予想されるが、頑張らねば。
