「ほったらかし」が子どもを育てる?

たかが一塾講師が教育についてあーだこーだと講釈を垂れるなどおこがましいにも程があると重々承知の上ながらも、こういう仕事をしていると、どうしても親御様からそういうご相談を受けることが多い。ゆえにこのブログでも、
「心配のあまりつい先回りしてアレコレ…はNG」とか、
「手取り足取りは子ども自身が考えなくなってしまう」とか、
これまでの経験から自分なりの考えを発信してきたのだが、つい最近、興味深い新刊本に遭遇した。

戦略的ほったらかし教育
タイトルも面白かったし、「いつも言ってることと一緒じゃん」と、勝手に共感してつい衝動買い(笑)。予想通り「うんうん」と頷いてしまう内容ばかりだった。
もちろん、理論と実践とは必ずしも一致しないし、「理想と現実は違う!」というのも理解できる。書かれてあるとおりにやれば上手くいくなんて保証もない。でも、「子どもにとって良かれと思い、つい手出し口出しをしてしまう」親御様には、読まれてみてはいかがかなと思う一冊。そもそも子育てに“正解”などないけれど、お悩みを軽減するヒントは得られるかもです。

導入部分に書かれている面白い質問がこちら↓

問題:お子さんに次の質問をされたら、どう答えるといいでしょうか?次の3つの選択肢から選んでください。

「ねぇ、夏休みの宿題、どれからやればいい?」
①一番時間のかかりそうな宿題からやるといいんじゃない?
②自分の勉強だから、自分で考えてみたら?
③トマトを口にいっぱい入れることじゃん?

正解をお知りになりたい親御様は、是非ご一読を。
あ、決してこちらの出版社の回し者じゃありませんので悪しからず(笑)

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