ついやってしまいがち、“残念な勉強法”

中学校の第1回定期テストの範囲表が配られ始めた。いよいよ迫ってきたという実感がわいてくる(テスト範囲表を持ってきてくれた子、ありがとう^_^)

テスト範囲表が配られたということもあり、今日は初めての定期テストに臨むことになる中1に心構えをアレコレと話した。
「なぜ範囲表が配られるのか。」
「範囲表のどこを注視するべきか。」
「提出物の在り方」
範囲表が配られ、ただそれを漠然と眺めるだけの子と、きっちりと目を通し自分なりの勉強スケジュールを描こうとする子とでは、勉強の成果も結果も全く異なってくる。範囲表が配られた時点ですでに差がついているのだ。また、提出物についてもその在り方や大事なことを話した。「成績に響くから」などというのは次元の低い話。もっと根っこの部分。期限が設けられる意味とそれを遵守する大切さについて

では、範囲表も配られたことだし、テスト勉強をするうえで大事なことを。以下は、ついやってしまいがちな“残念な勉強法”。参考にしてほしい。

①ノートまとめで満足
ノートまとめはテスト勉強の有効な手段の一つだ。ただ、まとめることそのものが目的になってしまい、それで満足してしまうのはNGだ。ノートまとめはあくまで手段であって目的ではない。きれいにノートをまとめてある子に限って、意外と点数が低いなんてことはザラにある。ノートという“作品”に自己陶酔するのはやめよう。

②ただ書くだけの単純作業
単語や漢字など、暗記しなければならないものは、考えなくただ書き続けていてもほとんど成果は望めない。Saturday、Saturday、Saturday…と同じ単語をただひたすら書き続けていても、ほとんど脳を使うことにならない。これでは単なる作業にすぎない。覚えるためには、“思い出そうとする回数”を増やすこと。自分で何度もテストするなどして、アウトプットを繰り返すことが大事。

他にもいくつかあるけれど、まずは最低限この2つだけは心得ておいて欲しい。また、勉強で大事なのは、時間ではなく量。
「2時間で5ページよりも、1時間で10ページ」
のような意識で取り組むべき。ダラダラと長時間やるのではなく、短時間でも集中力をもってキチッと取り組む方が学習効果は高いし、余った時間を他教科の勉強に費やせる。

さぁ、今週末から通常授業に加えてテスト対策が追加される。
何度でも言う、最初が肝心だ。
ここで勢いをつけよ!
ガンバロウ!!
中学生!!!

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