中1英語はしつこいくらいに基礎の反復を継続中

小学校英語の教科化、そして、中学校の教科書改定から早2~3年。子どもたちの中学英語の習熟度はその格差が著しくなって久しい。

経験上、中学英語のツマヅキポイントをザックリ挙げると…

①be動詞と一般動詞との使い分け(1・2人称)【中1】
⇒Are you like~?とかI play not~とかやりがち
②一般動詞の三人称単数現在形【中1】
⇒playsやdoesなどはどんなときに使うの?
③進行形【中1】
⇒~ingはできてもbe動詞忘れ
④to不定詞【中2】
⇒toのあとに動詞の原形??
⑤動名詞(~ing)
⇒~ingは進行形で使うんじゃないの?
⑥受動態【中2 or 中3】
⇒過去分詞を覚えるのにテンヤワンヤ
⑦後置修飾(関係代名詞・分詞)【中3】
⇒修飾関係が把握できない(日本語力が弱い子にありがち)

上記から分かるように中1時点での習熟度が極めて重要ということ。
教科書が改定される前までは、まぁ中1の後期ぐらいから習熟度格差が顕著になってきたけど、今は最初からその傾向にある。やはり小学校卒業時点で一定の基礎力を身に付けてこなかった子は、GW明けぐらいから早くも中学英語に苦労しがちだ。

であればこそだ。

ツマヅキポイント①での脱落者が出ぬように、しつこいくらいにbe動詞・一般動詞の文(1・2人称)を練習中。理解を定着に変えるには練習あるのみ。春期講習から本格的に始めているため、ナンダカンダで2ヶ月…(汗)。

練習問題のレベルも段階的に上げていき、今は英作文テストで繰り返し繰り返しトレーニング中だ。ちなみに基本単語(baseball、student、English、have、read、write…など)の習得も兼ねている。単語はは文の中で覚えた方が絶対に良い(特に中1のときは)。

 

今取り組んでいることは、数学で言えば正負の数の計算と同じようなもの。正負の数の計算ができなければ文字式の計算もできないし方程式もできない。関数なんて論外で、中学数学が何もできなくなる。ここ最近は小テストを続けているため、「大変…(汗)」「厳しい…(涙)」と感じている子が多かろうことは重々承知。でも、全ては向こう3年間を見据えているからこそ心を鬼にしている。中1前期のうちに英文構造の基礎中の基礎をきちんと身に付けておけば、この先の中学英語でそう苦労することはあまりない。

今はここ一番踏ん張るべきとき。
ガンバレ、中1生!

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