6月1日より通常授業を再開した。
ようやく、だ。まだまだ第2波、第3波と、決して油断は禁物ではあるが、まずは良かった。3月の全国一斉休校に始まり、およそ3ヶ月近く本来あるべきはずの学びの機会が失われるという未曾有の事態だっただけに、オンライン授業や時差通塾で子どもたちの学習継続に努めてきたが、全て試行錯誤、手探り状態の数ヶ月だった。
登塾する際の除菌、マスク着用、定期的な換気、間隔を空けた机配置(CLEARならでは机配置にはまだまだ戻せそうにない…涙)により感染予防に努めながらの授業ではあるが、何はともあれ、またこうして子どもたちと会えたことに安堵、そして感謝。
気がかりなことは、これから大人たちによる子どもたちの時間の奪い合いが起こりはしないか、ということ。学校でも塾でも習い事でも、休校(休業)による遅れを一気に取り戻そうと躍起になり、ムチャなスケジュールを組むことで子どもたちを疲弊させてしまわないか。ただでさえ長期の休みにより生活習慣がおかしくなってしまっている子もいるはず。中には「学校に行きたくない」と休校ロスに陥っている子もいるだろう。
無理のないように…かといって緩めすぎても良くない。
さじ加減が難しいところではあるけれど、いつもの学習ペースを維持しながらやっていきたい。