【勉強お役立ちブログ(英)】現在完了形の核とは?

自立学習ジム(高校部)でも、つい先日定期テストが終わった。
高1生にとっては、初めて経験する高校の定期テスト。結果は如何ほどであったかというと…

結構いいんじゃないの?

という感じ。総得点から通塾生いずれも各学校の学年上位20~25%ぐらいの層に位置しているのではなかろうか。けれども、中学校の頃とは違い、順位やら偏差値やらがシビアに出されるだけに、高1生にとっては新鮮と感じる一方、危機感を募らせる子もいるだろう。

さてさて、そんな高1英語はただいま時制の学習中。基本時制の現在・過去・未来に始まり、完了時制の現在完了・過去完了・未来完了、さらにこれらに進行形まで加わると、現在進行形、現在完了進行形…と、何が何だか訳が分からなくなる子も多い。故に中学校で学習した現在完了形について少しばかり復習しよう。現在完了形の核がイメージできれば、過去完了形も未来完了形も大丈夫なはずだ。

では下の英文を読み比べてみよう。勉強を全くしない困った我が子を母親が説教している場面を想像してほしい。
① I told you to study.
② I have told you to study.
これらはいずれも日本語にするなら「勉強しなさいって言ったでしょ!」だ。だから、現在完了形は日本語だけで当てはめて考えると訳が分からなくなる。では説明していこう。
①は単なる過去形。焦点は過去にあり、現在から距離があるというイメージ。
②は現在完了形。焦点は現在にあり、そこに迫ってくるというイメージ。
だから、①は「勉強しなさいって言ったよね?覚えてる?」、と過去に注意をしたことに焦点があてられている。一方、②は「勉強しなさいって言ったのに(今のあなたの有り様は何)?」、と今も勉強している様子が見られない我が子に対する気持ちに力点が置かれている。
どうだろうか。イメージ沸いてくれるだろうか。とにかく現在完了形は焦点があくまで現在に置かれていて、そこに迫ってくるというイメージを持つことだ。そして、過去完了形や未来完了形も同じ。そのとき(過去・未来)に焦点が当てられていて、迫ってくるというイメージ。

とはいえ理屈で理解するのがなかなか難しいのが現実。問題を解きまくって慣れていこう。

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