学力検査、特色検査、面接。
数日間に渡る公立高校入試が今日終わった。
まずは受験生の皆、お疲れ様。
戦い抜いた姿、立派だった。
人事は尽くした。後は天命を待つばかりだ。
予想以上に「出来た!」と手応えを感じている子。
決して有頂天になってはいけない。
予想以上に「出来なかった…」と感じている子。
決して落胆してはいけない。
これまでの自分自身を否定することがないように。
積み上げたものは揺るぎない事実。
親御様へ。
入試は相対評価です。
難易度、倍率、受験生の学力層により、合否のボーダーは変わるものです。ネット、お子様からの話、または、他の受験生を持つ親御様からの話から、さまざまな想いをめぐらせることもあろうかと思いますが、くれぐれも一喜一憂なされませぬようにお願い申し上げます。人間はどうしても信じたい情報を信じてしまうものです。蓋は開けてみないことには分かりません。
我が子の合格を願うのは、親として当たり前の気持ちであると思います。しかしながら、過度な期待は子どもに想像以上のプレッシャーを与えるものです。また、過度な不安も然りです。結果だけに関心を寄せるのではなく、まずは頑張り抜いた我が子を称えてあげて下さい。
「合格していますように…」
「頑張りが報われますように…」
と、言葉に出さずとも、そっと心の中で祈っていてあげること。それが何よりだと思います。