中高生は忙しい毎日だ。盛んな運動部に所属していればそれはなおのこと。CLEARに通ってくれている、ある新中3生Kもその一人。

彼女はバレー部に所属している。とても盛んな部活のようで、昨年・一昨年は関東大会や全国大会にも出場するほどの強豪校とのこと。しかも彼女はレギュラーらしく、部活が終わって帰宅するのは日によっては20時を過ぎることもしばしば。でも、今日も彼女は勉強も頑張った。保護者様より部活により遅刻する旨の連絡を受け、しばし授業開始時刻を遅らせて待っていると、急いで階段を駆け上ってくる足音がする。ほどなく彼女が教室へ入ってきた。
「こんちは!」
俺は元気よく彼女を出迎えた。
「部活大変だな。ありがとな、頑張って来てくれて。食事はできたか?」
どうやら保護者様がお車で送って来られるその車中で、おにぎり程度の軽食を済ませてきたとのこと。感動した。本来であれば、家でゆっくりくつろぎながら食事もできるであろう時間。その時間をうちの塾に充ててくれている。長年、塾をやっていると、その部活の忙しさから、食事を摂るのもままならない中学生をたくさん見てきた。それでも夜遅くまで頑張る子どもたちの姿には、いつも感動させられる。かく言う俺も、中高と運動部に所属していたため、その忙しさは痛いほど分かる。
「先輩も同じように頑張ってきたんだから頑張れ!」だけではなく、やはり「頑張る姿に感動させてもらっている。ありがとう。」と思う。
これは今までの塾講師としての経験上言えることだが、部活を一生懸命やっている子ほど、学業成績が良い場合が多い。もちろん例外もあるけれど。「部活が忙しくて勉強が…」とはよく言われることだけれど、口癖のようにそれを言う子は、部活を引退した後に勉強に集中し成績が向上したかというとそうでもないことが多い。むしろ部活を一生懸命、「いつ勉強しているの?」と問いたくなるほど忙しい毎日を送っている子の方が、部活引退前後も安定して好成績を残していることが多い。そういう子は、おそらく時間管理に長け、自律できる子なのだと思う。
「部活がある⇒時間がないから勉強できない」ではなく、
「部活がある⇒今しか勉強できないから今しっかりやろう」という思考。
そしてそれを実行できる自律力。
自立学習を謳う塾は多い。でも「自立」の前に「自律」が大事。これは前職から変わらぬ思い。自らを律することが出来て初めて自立が出来るものだ。それらは全て人間力がものを言う。だから、CLEARでは人間力の錬成を指導理念として掲げている。
K、今日もよく頑張ったな。ありがとう。立派だ。次回も頑張ろう!
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