中学生の定期テストが近づいてきているので、再確認。
学習成果を希求するうえで大事なのはアウトプット。
授業は理解できるけれどテストでは芳しくないって子、いるよね。通塾生には“耳にタコ”だけど、これは明らかにアウトプットのための勉強が足りていない典型的な例。特にこれに該当する中学生の子たちには読んでもらいたい。
・インプット=知識を頭に入れること。いわば、授業などを通じて理解すること。
・アウトプット=知識を頭から出すこと。いわば、練習などを通じて定着させること。
スポーツも楽器の演奏も同じ。いくらルールを覚えたって、弾き方を覚えたって、練習しなければ上手くなど決してなれない。
数学の公式を理解する⇒使えるようになるまで練習する。
英語の文法を理解する⇒使えるようになるまで練習する。
理科や社会も同じこと。
できるようになるまで繰り返す。シンプルながらもメンドクサイことをしなければ、テストで高得点など取れるはずもない。「授業はワカルのに…」の原因はここにある。
学校のワーク然り。塾の問題集然り。一度やったらお~しまい、ではなく、できるようになるまで何度も何度も繰り返す。成果がイマイチという子は、これを肝に銘じてほしい。そして、そういう勉強の基本をきっちりと身に付けておけば、高校受験でも大学受験でも、そして、資格試験でも役に立つ。
ちなみに英語をメインに指導させてもらっている立場から言うと、
中学生なら学校ワークまたは塾教材を3~4回、
高校生なら文法問題集や単語帳を5~6回、
反復すればほぼほぼ定着する。
できるようになるまで繰り返す。
当たり前のことを当たり前にできるようになることが、成果を希求する上で最も大事なこと。どうか忘れずに。