少しばかり脳トレをしてみた

定期テストを終えたばかりの中1・中2。
ゆえに先日の中1は、科目の勉強を少し離れ、思考力を鍛えるためのクイズを出題してみた。その一部がこちら。

問1
ボールペンと消しゴムの値段は合わせて110円。 ボールペンは消しゴムより100円高い。 さて、消しゴムの値段は?
問2
車を引いている人に「後ろで押しているのはあなたの息子さんですか?」と尋ねると「そうです」と答えたが、後ろへ回ってその息子に「前で引いているのはキミのお父さんだね」と言うと「ちがう!」と言われてしまった。
さて、この二人の関係は?

結構よく知られてる問題。トンチでは決してなく、論理的に考えることが求められる。問1の答えを10円と考えてしまった子は見事にシテヤラレタってことだよね。問2もイジワル問題でも決してなくて、文章をちゃんと読めば答えに辿り着く。

そして、宿題として出したのがこれ。

ありなしクイズ。
英語にはあるけど日本語にはない、愛にはあるけど恋にはない…(笑)。
上記はどんな法則に基づいてアリとナシが分けられているかを考える問題。

固~い頭を柔らか~くして考えてみてほしい。
答え合わせは12/3(金)
与えたヒントを大事に。
ガンバレ、中1生。

2022年度高校入試暫定倍率!

2022年度の公立高校進学希望者の学校別希望状況が県より発表されました。

下の画像をクリックするとPDFで閲覧できます。

CLEARの受験生に関わるところだと…
鎌倉・藤沢西が予想通り集まってるという印象。
七里ガ浜vs大船という同レベル対決では今のところ七里ガ浜が優勢。
西湘はクラス増設の影響もあろうけれど、例年より集まっていない様子。
小田原・秦野・大磯は例年通りかな。
県西地区がんばってほしい…。

やはり翠嵐は次元が違う…(汗)。

ただ言わずもがな、これはあくまで10月時点のもの。
ここからまだまだ動くので、受験生は一喜一憂せずに1点でも多く点数が取れるように勉強するのみ。
いちおう教室には掲示しておくので登塾時には目を通しておいてください。

人間力

CLEARの開校は2016年7月。コネも何もない全くの0から始めた塾。

教室内の掲示物は定期的に変えてるけど、創業以来、一切変えてないのはこの指導理念の掲示。もちろん内容も一字一句変えてない。

学習指導を通じた人間力の錬成

「人間力」
その定義は曖昧かもしれない。
でも、前職時代から根っこにしていること。
勉強さえデキれば、成績さえ上がれば、合格さえすればいい、とは露にも思ってない。
その想いゆえに、ぶつかることもあれば、軋轢が生じることもある。
子どもたちとも、もちろん親御様とも。
今でこそ笑い話ではあるけれど、親御様とはかなりパンチの効いたバトルも…(汗)。
それでも、ブレずにやってきた。

厳しさと優しさは、子どもたちを健全に導いていくための両輪だと思ってる。
褒めるべきは目一杯、叱るべきは烈火のごとく。
いずれもホンキで。真心を込めて。
一方、その想いも伝わらなければ意味がないことも承知。独り善がりはNGだ。故にいつも悩み苦しむ。試みては失敗し落ち込み、またの試み…の繰り返し。でも、それでいい、そうでなければならないとも思う。これがBEST!はないのだから。

CLEARは大きな塾じゃない。教場がたった一つしかない小さな塾だ。だからこそ、一期一会、一人ひとりと向き合うことを何よりも大切にしてる。クラス指導8名限定を愚直に守り続けるのもそのためだ。

亀の歩みながらも、心ある様々な方々に支えられ5年間走り続けられている。その有形無形のご厚意、ご支援に改めて感謝するとともに、これからも勉強を通じて身に付けられるのは、科目の知識や技能だけじゃないということを伝えていきたい。学習指導を通じた、それぞれの人間力を…。

2021年度 中3第3回定期テスト結果!!!(確定版)

中3第3回定期テスト結果の速報です。CLEAR通塾生の頑張りを是非ご覧下さい!
★各教科全て50点満点換算
★得点率8割以上を記載

※全て学校からの正式書面による数字です。
※少人数制指導のため中3在籍数は14名です。

◆教科別(50点満点)
国語41点!社会47点!
理科42点!英語43点!
数学48点!英語44点!
国語46点!社会43点!
理科46点!英語50点!
理科41点!社会40点!
数学46点!英語45点!
社会44点!理科40点!
英語47点!国語42点!
社会42点!英語50点!
理科46点!国語42点!
社会43点!英語46点!
国語44点!理科44点!
英語45点!国語43点!
英語45点!理科41点!
英語46点!国語44点!
社会40点!社会42点!
理科40点!英語45点!

◆5科計(250点満点)
206点!220点!
207点!208点!
217点!201点!
203点!

◆9科計(450点満点)
372点!401点!
378点!384点!
402点!386点!
364点!370点!
382点!384点!

◆学年順位
中3:学年BEST16に2名!

平均点格差 ※( )が学校

・英語43.6(32.4)+11.2
・数学36.0(29.6)+6.4
・国語39.7(32.4)+7.3
・理科39.1(32.9)+6.2
・社会39.6(32.8)+6.8
・5科計198.2(160.1)+38.1
・9科計369.3(306.1)+63.2

この学年の課題は数学。
入試までに強化していかなければ…!!

決戦(入試)まで、あと…
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ある中3受験生の話

中3受験生の定期テスト結果が概ね判明した(11/18現在)。
14名中13名のテスト結果を確認したところ、塾の指導教科である5科の総合点が前回よりアップしたのは13名中9名。なお9科の総合点は13名中12名がアップ。

皆よく頑張ったと思う。その中でも際だった頑張りを見せてくれたのがSだ。中1の頃は9科合計で320~330点ぐらいが精一杯の子だったが、5科・9科総合点でいずれも最高得点を更新し、9科では初の400点超えを達成。

以下、Sについての話を少しばかり(本人の了承は得ています)。
小学生から通塾してくれているSは、決して勉強が得意なほうではない。特に数学(算数)は苦手としていて、社会もなかなか用語を理解し覚えるのに時間がかかる。それでも、だ。誰よりも頑張る努力の子だ。特に今回の定期テストでは、自習も含めると塾での勉強時間が11月前半だけで75時間を超えている。平均すると1日に4~5時間の勉強量だ。もちろん勉強で大事なのは時間ではなくナカミであることは言うまでもない。けれども、この数字はそう容易く達成できるものではないだろう。ちなみにこの75時間を超えているのはS以外に2名しかいない。なお、その2名とも5科・9科いずれも前回の結果を上回っている。もちろん自習の強要などしていない。すべて子どもたち本人の意思に委ねている。

数字だけで判断するべきではないし、数字が独り歩きしてもいけない。けれども、現実は現実として受け止めねばなるまい。大事なのはどんな場所が今の自分にとってBetterな学習環境なのかということだ。ちなみに塾の自習室アルアルとして、周りの子たちとついお喋りをしてしまうというのがある。でも、断言する。CLEARはほぼ皆無と言っていい。講師が定期的に様子を見に行くけれども、「静かにしろ」と注意することはほぼない。皆集中して取り組み、教室は静寂に包まれている。もちろんまだ子どもなので、たま~にお喋りをしてしまうこともあるけれど、周囲に迷惑をかけるようなレベルじゃないし、そのお喋りはほとんどが勉強に関することだ。

ちなみに、塾で勉強してもらえると、その子が何をどうやって勉強しているかが見えるから、必要に応じてアドバイスができる。とにもかくにも、決して塾依存にはなってほしくないけど、塾を上手く活用できるようにはなってほしい。図々しいぐらいでちょうどいいんだ(笑)。

【勉強お役立ちブログ(英)】等位接続詞は正しい英文解釈をするうえで超重要!

久しぶりの更新でございます「勉強お役立ちブログ(英)」。
今回のテーマは等位接続詞!
and、but、soなどだ。こんなの「ヨユーで分かってるよ」という声が聞こえてきそうだけど、意外とちゃんと理解していない子って多い。これは英文を正しく解釈するうえでと~っても大事なので決して侮らないように。ちなみに中学生にとってもしっかりと理解しておいてほしい。では行こう!

◆そもそも「等位」とは
等位というのは読んで字のごとく“等しい位”。すなわち、A and Bなら、これらAとBは同等、同位であるということ。English and mathとか、come and seeとか、同類、同形式のものを並べるときに使う接続詞のことだ。それを前提に次の英文を解釈してみよう。

① He asked me to come and open it.
② He asked me to come and opened it.

andの後がopenかopenedかの違いのみだけど、全く異なる解釈が成り立つことは分かるだろうか。

①のandが並べているのは、comeとopenで同じ原形。ということは、こういう解釈が成り立つ。
「彼は私に、来てそれを開けるように頼んだ。」
⇒開けるのは“私”。
一方、②のandが並べているのは、askedとopenedで同じ過去形。ということは、こういう解釈が成り立つ。
「彼は私に来るように頼んで、(彼は)それを開けた。」
⇒開けるのは“彼”。

① He asked me to come and open it.
② He asked me to come and opened it.

どうだろうか。等位接続詞の理解ができていないと、誤った解釈をしてしまうということを分かってくれただろうか。では、まとめよう。

◆等位接続詞は同類の反復!
名詞と名詞、動詞と動詞、形容詞と形容詞、副詞と副詞、文と文…のように、同類のものが反復されるということを忘れるべからず!さもなくば、誤った解釈をしてしまいかねない。

※中高生向け勉強お役立ちブログ(英語)記事一覧
関係詞攻略大作戦!①
関係詞攻略大作戦!②
関係詞攻略大作戦!③
willは未来形ではない?
現在完了形の核とは?
so~that…構文の核

頻度を表す副詞の位置は?
比較①not more(less) thanとno more(less) than、何が違うの?
比較②no more(less)…than~をスッキリと!

不定詞・動名詞の違いって?
大学入学共通テストのリスニングって?
英単語習得法
仮定法は“もしもボックス”

中3定期テスト対策FINAL!!!

本日は中3受験生の最後の定期テスト対策最終日。
最終日は文系教科の重点学習だ。

英語はある程度習熟度が良いため、直前期は社会&国語に特化。

社会はeトレをフル活用。歴史用語の確認と記述トレーニングを行った。

国語は塾テキストで読解&文法の仕上げ。漢字は自習用プリントをお土産に。

一通りのノルマを終えた後はフリー学習へ。

昨日の通常授業では、公民分野の60問テストを実施したのだが、全員が8割以上取れるまで仕上げてきた。その結果を受けて俺は子どもたちに言った。

「真面目に頑張れるというのは、才能の一つだ。」

これまでこの学年は、真面目に頑張れる子が多いけれど、今ひとつ“実力”に不安を抱えていた。けれども、昨日の結果から、思い直した…というか、再確認したから自然と出た言葉だった。

際限ない努力は、能力を補い得る。

前職時代でも、そんなふうに思わせてくれる教え子がいた。その子は、平塚江南に進学し、大学は早稲田に合格した。この学年を見ていると、ふと当時のことを思い出す。24名が全員合格を果たしたっけ。あの代の子たちはもう大学を卒業している頃だ。元気だろうか…。

ガンバレ、中3受験生。

怒濤の11月

11月は塾講師にとって怒濤の月だ。
月半ばは中3の定期テスト、月末は中1・中2の定期テスト。
1ヶ月に渡りず~っと定期テスト対策に追われるような日が続く。

特に中3は事実上最後の定期テストだ。このテストでいわゆる内申点が決まる。内申点の確定=私立の併願先&公立入試におけるおよその必要合格点数が決まる。そんな中3は定期テストに向けて猛烈追い込み中だ。会わない日がないくらい連日自習に来る子も。

そして、程なく中1・中2も定期テストに向けて始動する。
中2はあと2回の定期テストで内申点の3分の1が確定する。
中1は学力差が顕著になり始め、今後の可能性が見えてくる。

ただいずれも…

今までと同じことをしていても何も変わらない。

今よりも良くなりたければ、今まで以上のことを。
もっともっと成長したければ、失敗を恐れず変化を。
Bestなどない。飽くなきBetterの追求を。

子どもたちに言うばかりではなく、それは俺たち講師陣も同じ。
「ガンバレ」と言う以上、まずは己の在り方が大事。
口だけではなく行動で。
この怒濤の11月を乗り切りたい。

乗り越えるべき中1の壁

中学の勉強において顕著な学力差がつき始めるのは、間違いなく中1の秋から冬にかけて。積み上げ教科である英語や数学の伸び方は、この時期の習熟度にかかっている。なぜなら…
英語は「疑問詞、代名詞の活用、そして三単現」、
数学は「方程式とその文章題、比例・反比例」、
が中1生の前に乗り越えるべき壁として立ちはだかるからだ。これらの習得は英数を伸ばすうえで不可欠な基礎力=土台。英語や数学を苦手とする子のほとんどは、この時期のツマヅキが大きく影響している。そのためにも…

「転ばぬ先の基礎学力」

少しでも確かなモノにしていきたい。

授業は分かるから大丈夫、は通用しなくなってくる。分かっていてもデキなければ定期テストや入試では戦えない。
ここで改めて念押しを。
「ワカル」と「デキル」とは違う。
「ワカル」⇒「デキル」、この間には大きな隔たりがあって、「デキル」には練習が不可欠。ここが習熟度を高めるうえでの肝。机に向かっている時間の割にはテストの点数に反映されないという子は、ここの認識を違えているから。

現状維持=今のままでいいや、という人間に“壁”は現れない。
“壁”を感じる=成長しようとしている証。
実力重視の高校受験を見据え、
自分自身を見つめ直し、
本気で取り組み始めるべきとき。
ガンバロウ、中1生。