全く塾とは関係ないことですが、散歩ブログ(鎌倉)

今年は、本当に梅雨らしい梅雨が続いています。

もうすぐ8月になろうとしていますが、まだ梅雨が明けません。猛暑を超えた酷暑の夏になるのも気が重いのですが、このようにジメジメした梅雨が続くと、夏の太陽が恋しくなったりもします。

雨続きなことと、世間の様子から、なかなか外出が憚れるのですが、たまの晴れ間を見つけては鎌倉へと散策をしてみました。神奈川県に鎌倉や箱根があることは幸せなこと。今のご時世、他県への旅行はなかなかできないので、地元に大きな観光地があるのは幸せなことです。

今回のコースは、長谷・由比ヶ浜方面。大仏⇨長谷寺⇨極楽寺⇨成就院⇨由比ヶ浜というコース。ざっと4時間ほどの散策です。鶴岡八幡宮や北鎌倉方面ではないの、次はそちらにも行ってみたいと考えています。

まずは、鎌倉と言えば、大仏。

知ってますか?元々は奈良の大仏のように大仏殿にあったことを。しかし、鎌倉時代や室町時代の地震や台風で倒壊し、今の状態になったのです。コレは屋内にあった証。

わかりますか?建物の土台だそうです。

次は長谷寺。こちらも有名ですね。きれいな境内を持つお寺です。

目的の一つに紫陽花があったのですが、密を避けるためすべて伐採されていました。残念です。今年は、どこも同様な様子。来年は紫陽花を楽しめるといいですね。

紫陽花は見ることができませんでしたが、見晴台からの相模湾は必見でしょうか。この日も曇り空だったのですが、少しだけ晴れ間が覗いたタイミングでした。

その後、極楽寺まで15分ほどでしょうか。極楽寺駅すぐにある、駅名にもなっている極楽寺を散策。こちらは長谷寺とは異なり、静かな雰囲気を味わうことができる場所です。

そこから由比ヶ浜をめがけて散策してる途中にある、成就院にたちより、こちらも紫陽花は今年度は見ることができない模様です。そして海までの散策をしてきました。

最近は、自由に様々な場所に気軽に行くことができないのですが、早く世間が落ち着き、様々なところへと行けるようになると、我々も、そして観光地の方も、ウィン・ウィンになれるのですが。(もう少し待ちましょう)

初めてCLEARの門を叩いてくれた子どもたちへ

夏期講習も折り返しに入る。
ありがたいことに、今夏も多くの子どもたちがCLEARの門を叩いてくれた。
初めて受けてもらうCLEARの授業。彼ら彼女らの目にはどのように映っているだろうか。“いつもの”CLEARを体感してもらうため、良い意味で“お客様”扱いをしないのが俺の流儀。通塾生と同様に、褒めるべきときは褒め、叱るべきときは叱る。本気で向き合う。

「難しい」「ついていくのが大変」いろいろと思うところもあるだろう。でも、そう感じるのはむしろ当たり前のことだ。わざわざ塾に通わずとも自分でできるなら、塾に通う必要はない。自身の至らない点を補い、さらなる成長を期すためにあるのが塾。そこには、それなりの負荷がかかるのは当然のこと。何の負荷もなければ成長はできない。

そんな想いで子どもたちと向き合っている。
入塾の強要は一切しない。
頑張りたいと思える塾かどうか。
自身が成長できると思える塾かどうか。
君たちの心と身体で感じ、判断してほしい。

一方、塾も君たちを評価させてもらう。
挨拶等ができる子かどうか。
宿題をきちんとやってくる子かどうか。
持参物を忘れない子かどうか。
集中して授業に参加できる子かどうか。
責任をもってお預かりできるだけの最低限の学力を備えているかどうか。

いざ、今日もフルパワーで!

【勉強お役立ちブログ(英)】仮定法は“もしもボックス”

来年度の教科書改訂により、中学英語に仮定法が下りてくるのは少し前の記事でも触れたとおり(変わる中学英語の記事はこちらをクリック!)。

そんなわけで、仮定法について少しばかり述べてみたい。この単元を苦手としている高校生にとっても参考になればと思う。

■そもそも“仮定法”とは何か?
「仮定法=(もし)~ならば・たらば」と思っている子もいるだろう。決して間違いではないのだが、正しいとも言えない。例えば次の例文を見てほしい。
例)If it is sunny tomorrow, we’ll go camping.
「もし明日晴れたら、僕たちはキャンプに行こうと思う。」
「明日晴れたら」というのは、起こりうる現実だ。晴れたらキャンプに行くという事実を述べているに過ぎない。他にも、「もっと勉強すれば志望校に合格できる」とか「彼が行くなら私も行く」のように、現実として起こりうる状況を述べる場合は仮定法ではなく、事実を表す直説法で表現される(「晴れたら」という条件節のため動詞は原形)。
一方、次の例文はどうだろう。
例)If I had money, I could buy a new car.
「お金があれば、新しい車を買えるのに。」
⇒現実は、お金がないから新しい車を買えない。
例)If I were a bird, I could fly to you.
「もし私が鳥だったら、君の元へ飛んで行けるのに。」
⇒現実は、鳥ではないから君の元へ飛んで行けない。
つまり、仮定法というのは、事実に反する、または、現実には起こりえない事柄についての仮想や願望について述べるときに使われる。ドラえもんの「もしもボックス」だと思えばいい
<まとめ>
直説法=現実に起こりうること、事実に基づくこと
仮定法=現実には起こりえないこと、事実に反すること

■仮定法ではなぜ過去形や過去完了形を使うのか?
まずは仮定法の基本ルールを頭に入れよう。
①現在の事実に反する仮想⇒過去形で表す(仮定法過去)
例)If it were sunny today, we would play soccer.
「もし今日晴れていたら、僕たちはサッカーをしているのに」
実際は晴れていないのでしない
例)I wish I could speak English.
「英語が話せたらいいのになぁ」
⇒実際は英語が話せない

②過去の事実に反する仮想⇒過去完了形で表す(仮定法過去完了)
例)If it had been sunny yesterday, we would have played soccer.
「もし昨日晴れていたら、僕たちはサッカーをしていたのに。」
⇒実際は晴れていなかったのでしなかった。
例)I wish I could have spoken English then.
「あのとき英語を話せていたらなぁ」
⇒実際は英語を話せなかった

なぜこのように時制を一つずらすのかと言えば、現実では起こりえないような仮想の世界を、時間的に「現在or過去」から離れている形を使う(時制をずらす)ことによって表現するからだ。具体的には…
①は「現在の事実に反する仮想」という現在から離れた世界を表現するために、現在から時制を一つずらして過去形にする(仮定法過去)
②は「過去の事実に反する仮想」という過去から離れた世界を表現するために、過去形より一段階前である過去完了形にする(仮定法過去完了)
<まとめ>
現実から離れていることを表現する⇒時制をずらして心理的距離を作る

「仮定法未来」や慣用表現等もあるけれど、それらはとりあえず置いといて、まずは仮定法の核を理解することに努めよう。

ガンバレ!高校生!!

中3英語臨時補習!

中3英語は例年より速いペースで進んでいる。いや、“早い”、と言った方が適切かな。コロナの影響下にあっても、オンラインで授業を継続してきたことによるところが大きいかもしれない。予想通り学校は、これまで経験したことがないほどのハイペースで進んでいるため、結果としてはオンラインでの学習継続は正解だった。塾も完全休講にしていたら、おそらく今は子どもたちの理解を無視した超ハイペースで進めざるを得なかっただろう。

でも、そんなペースのためか、少しばかり子どもたちの許容量に不安も覚えていたところ、案の定…

「先生、最近英語が難しくて…ヤバいっす。」

と、声が上がった。比較的英語を得意とする子からの声だけに、不安は増した。「きっと他にもいるはず。もう少しペースを遅め、随時復習の時間を設けるべきだったか…」と反省。確かにここまでの英語は…
①現在完了形
②いろいろな不定詞(It…to~/疑問詞+to~/want人to~など)
③第5文型(call,makeなど)
④間接疑問文
⑤分詞の形容詞的用法(後置修飾)
⑥関係代名詞
…と、現在⑤まで終えており、今夏で中学文法は一通り終えるペースで進んでいるため、これらが頭の中で整理がつかなくなっているのかもしれない。なおかつ、夏期講習で取り扱う分詞や関係代名詞は、日本語力がモノを言うところでもある。理解するにも定着するにも時間はかかる。でも、神奈川公立入試の英語を攻略するには、少しでも早く中学文法を終えて、実戦問題に触れる機会を増やさなければならない。学校のハイペース授業も理解を難しくさせている一因だろうが、これも致し方ないこと。

そんなわけで昨日、本日(7/25土)の臨時補習を中3生に通達した。急遽ではあるけど、こういうのはタイミングが大事だ。病気と同じで、事態が深刻にならないうちに不安の解消・解決に向けて動く。時間は17時00分~18時30分参加はあくまで任意だけれど、部活動等に支障がなければ、英語学習に不安を覚えている子は是非!

魔法の赤ボールペン~努力の軌跡~(第5期生)

夏期講習開始に当たって、中3生には“魔法の赤ボールペン”の進呈を始めた。

何の変哲もないただの赤ボールペンだけど、一人ひとりに名前を書いて、一人ひとりに手渡した。これは尊敬するある塾の先生がやられていたことの模倣から始めたことなのだが、前職時代を含めると、かれこれ10回目?となる今回。今も変わらぬ想いで続けている。

この赤ボールペンで一生懸命勉強してほしい。使い切ったら俺が預かり、また新しいものを渡す。そして、決戦(入試)直前期に、御守りとして皆に返却する。しっかりと包装して…。
使い切ったボールペンの数量。それは努力の証、軌跡でもある。勉強していて不安になるのは、目に見える成果が上がらないこと、そして、努力の量が目に見えないことにある

だから、この赤ボールペンで少しでもその不安を解消できますように。
堂々と胸を張って、自信をもって、決戦の地に向かえますように。
そして、その先にある、合格という魔法がかかりますように…。
そんな想いを込めて…。

ガンバロウ。CLEAR第5期生。

教科書改訂に向けて英語強化!

来年度の中学教科書改訂に伴い、英語指導の強化を進行中だ。
(変わる中学英語についての記事はこちらをクリック!)

特に小6。小学校卒業時点で一定の語彙力がなければ中学英語で苦労するのは目に見えている。故に今夏の講習では語彙力強化に注力していく。

数字/日付/曜日/季節/教科/スポーツ/食べ物/職業/その他身の回りの単語…

読む・書く・聴く・話す、の4技能も、単語力があってこそだ

余談だけれど、新学習指導要領で公示されている小中高で学ぶ語彙について少しばかり。
小学校では600~700語と定められているけれど、聞いたり話したりする活動が主となっているため、読んだり書いたりできる語彙数は100~200語程度だろう。
次に中学校ではどうか。1600~1800語と定められていて、現行の教科書が約1,200語なので、それよりもかなり増えることになる。小学校と中学校を合わせると、2200~2500語に触れることになる。
そして高校。1800~2500語と定められているので、小学校から高校までの間に、4000~5000語に触れることになる。

“触れる”としたのは、すべての単語を正しく“書ける”ようになることは求められていないからだ。

例えば、小学校では、spaghetti(スパゲッティ)やhamburger(ハンバーガー)などの食べ物の名前や、astronaut(宇宙飛行士)やpolice officer(警察官)などの職業名は、聞いたり話したりする活動で使用する。けれども、これらの単語は必ずしも書ける必要があるわけではない。中学生であってもこれらの単語を正確に書くのは難しいかもしれない。

故に!今夏の小学生英語は、これらの語彙の中でも、中学進学を見据え、“書ける”ようになることが望ましい単語をメインに集中学習していきたい。乞うご期待!

受験戦略面談(高校生)

コロナの影響により長らくできなかったのだが、只今高校生は、月に1度の受験戦略面談期間だ。

計画に基づいて学習が進められているか。否であれば計画の見直し、軌道修正が必要だ。まずは今夏の学習テーマを講師との話し合いで決め、それに注力するよう促す。

小中高と、学年が上がるにつれて求められるのはやはり自学力だ。
到達目標を設定する。
そこから短中長期の計画を立てる…
は、それほど難しいことじゃない。
明確な差が生じてくるのは計画に基づく実行力にある。
到達点を見据え、ToDoを一つ一つ完遂していくうえで、その根っことなるのは自律。ナンダカンダと理由をつけて面倒くさいことはアトマワシ…にせず、カチッと取り組む。自らを律することができる子は何事にも強い。勉強においてもスポーツにおいても、社会に出てからもそうだ。よく言われる自立学習なるものは、自律ができてナンボだろう。

自立の前に自律ありき。

CLEARはその実行力を高めるための環境整備に努めるとともに、プランナー兼トレーナーとして伴走する。

そんな今日もまた、高校生が自習に来た。
共にガンバロウ。

【高校入試情報】令和3年度神奈川公立高校選抜基準!

令和3年度の神奈川公立高校の選抜基準&特色検査の概要が県より発表されました。
詳細は以下のリンク先をクリック!

令和3年度神奈川県公立高校選抜基準及び特色検査概要

さぁ、出題範囲も選抜基準も明確になった。
あとは目標に向けて邁進するのみだ。
ガンバロウ!中3生!!

塾選びは大変です

塾と言っても様々なスタイルがあります。

近年の流行りは「個別指導の塾」です。先日お会いしたある個別教室の先生に聞くとそこは開校とともに30名以上が集まったらしく、個別指導は今や主流の形態です。

その前は塾といえば「集団塾」。大学受験であれば、大きな教室で有名講師が多くの生徒を前に講義するなんてスタイルもありましたが、もはやそのスタイルをとっている塾や予備校はもはや見当たりません。

今では集団塾と言ってもある程度人数を絞って、多くても20名まででしょうか。自分が知っている塾でも、一教室24名が収容できたのですが、少人数指導と謳っていて、少し前ならば、塾屋も世間もそういう認知だったのかもしれません。

最近は「AIを活用した塾」や「オンライン塾」も多く見かけるようになりました。数年後、これらの塾があるかどうかはわかりませんが、今年に関してはドンドン増えていくことは間違いないでしょう。

もう一つの流行りが「自立型学習塾」。こちらもドンドン増えています。今、新規にオープンする塾のほとんどが自室型学習塾だと思われます。自立型学習塾は映像と絡めて指導していくスタイルが多く、映像授業を見て生徒は学び、それを講師が理解しているかチェックしていくスタイルが多いようです。塾の効率化を求めていったらこの形になったのでしょう。

さて、今回は何を伝えたいかと言いますと、「塾選びは大変ですよ。」ということです。

「近いから選ぶ」「評判がいいから選ぶ」「個別指導だから選ぶ」など選択する理由は人それぞれです。何が一番よい選択方法なのかは千差万別で、「当塾の方針が一番です」という塾は少し危ないように思います。もし、塾の方向性に合わないときは他塾を薦めるくらいの教室の方が信頼をおけると思います。

例えば、オンライン。4月、5月は当塾でもオンライン指導は実施しましたが、感想は「オンライン向きの生徒とそうでない生徒がはっきりする」と思いました。故に、いつでもオンライン指導が出来る状況は残しつつ、休業要請がなくなったタイミングで、オンラインから対面指導に戻しました。

また、自立型の学習塾も「小学生や中学生には少しむずかしいかな?」と感じています。中には自立学習が出来る子もいますが、特に小学生になるとなかなか難しい。結局、講師が生徒に張り付き、個別指導の状態になります。ですが、上位数%の生徒にとっては自分のペースで、自分が学びたい箇所を中心に学ぶことができるので「コレほど良い学習スタイルはないのかな?」とも思っています。

塾をお探しの皆様には少なくとも「個別」と「集団」どちらも少なくとも一箇所ずつは体験されてから塾を決められると良いと思います。塾はサブスクリプションモデルのビジネスなので、お安い商品ではありません。通われる以上は必ず成果を求めるべきです。お子様の将来にとって塾選びは大切などで、しっかりと見極めていただければと思います。

それなりに机に向かっているのになかなか伸びない子に多く見られるのは…

至極当たり前のことで恐縮なのだが、学校が再開し新学年での学習が始まったこともあり、伸びる子になるために改めて…確認!

学校や塾の宿題も忘れない、
定期テスト前は自ら机に向かう、
…でも、なかなか思うような成果が出ない子は、
・作業偏重の勉強になってしまっている
・提出物の提出が“ゴール”となってしまっている

・学習効果は時間に比例すると考えてしまっている
・間違い直しが単なる答え写しになってしまっている
・アンダーラインを引いて勉強した気になってしまっている
…のいずれかに当てはまることが多い。

■作業偏重の勉強になってしまっている
たとえば英単語や漢字。覚えるために懸命にノートに書いて練習しているようだけれども、いつしかそれが「作業=ただ書いてるだけ」になってしまっている。覚えるための工夫、理解を前提とした取り組み、ができていないから、記憶として定着しない=すぐに忘れてしまう。丸暗記はNG。また、そういう子は、勉強が単調になりがちだ。じっくりと腰を据えて考えるような問題を無意識のうちに敬遠してしまう傾向にある。作業的な勉強も必要だ。でも、それに偏ってしまってはいけない。
■提出物の提出が“ゴール”となってしまっている
特に中学生でこれが顕著だ。定期テスト前などはワークやらノートやらの提出物が多くなり、またそれが成績に如実に反映するようになって久しい。故に子どもたちは、提出物の完遂=テスト勉強終了、とみなしてしまう子もいる。このブログで何度も書いているけれど、提出物の取り組みは習熟度を高めることが本来の狙いであり、いわばテスト勉強の“手段”の1つ。それが、いつの間にか提出することそのものが“目的”となってしまっている。そういう子は提出物の中身や精度に関心がない。
■学習効果は時間に比例すると考えてしまっている
学習効果を出すにはそれなりに時間は必要だろう。でも、それが全てと思ってしまってはいけない。何時間も机に向かおうと、集中していなければあまり意味はない。ただダラダラと時間だけが過ぎて、何となく勉強した気になってしまう。そうではなくて、勉強は時間<質(量)が大事。ここ一番の集中力でガッと取り組み、適度に休憩することが集中力を持続するためには必要なこと。
■間違い直しが単なる答え写しになってしまっている
間違えることは決して悪いことではなく、むしろ財産になり得る。けれども、それが財産になるかどうかは復習(間違い直し)の取り組み方次第。問題を解いてみる、丸付けをしてみる、間違えたとする、そこで、答えを写して終わってしまう子とそうでない子とで差が生じる。前者は間違い直しではなく答え写しにすぎない。大事なことは答えを知ることではなく解き方を身につけること。もう一度考え直す、正答に至るまでの道筋を丁寧に確認する、そして改めて解いてみる。このようなことができて初めて間違い直しが復習となる。
■アンダーラインを引いて勉強した気になってしまっている
これも勉強した気になってしまう要因の1つ。大事なことにアンダーラインを引くことは決して悪いことではない。でも、アンダーラインをよく引く子は、得てして引きすぎてしまい、結局何が大事か訳が分からなくなってしまうという事態を招きやすい。また、アンダーラインを引く勉強をし過ぎると、その形で出題されないとデキない、ということもよくある。

テスト前などの演習指導時に注視しているのは、子どもたちのこういうところ。上記に当てはまってしまっているようなら注意を促す。後は、その根っことなる日常の授業の受け方等も然りだ。持参物・宿題忘れはないか、話をきちんと聴いているか、ノートをどのようにとっているか、字はていねいに書けているか(字の上手or下手ではなく)、机上が整理整頓できているか、正しい姿勢で学習できているか(これには結構うるさい俺です)、果ては目線の走らせ方や休み時間の言動まで。

いろ~んな点から子どもたちを(厳しく)見てる。