STUDY CAMP

夏にも実施した勉強合宿、その成果なのか前回の定期試験では大幅アップが多数!生徒にとっては良い結果をもたらすきっかけとなった勉強合宿を冬も開催することになりました。

今回は場所を変え、富士五湖の一つ、西湖のほとりにある『ホテル光風閣くわるび』で実施。採算や労力を考えることなく、『合格を勝ち取るための合宿』を考え、より濃密なカリキュラムで開催します。最後はみんなで合格祈願も!

可能な限り、みなさまの参加をお待ちしております。

●日程 12月22日(土)・23日(日)
●場所 ホテル光風閣くわるび(山梨県南都留郡富士河口湖町西湖997)
●内容 『集中講座!入試模試5回分チャレンジ』&『合格祈願』

・10:00 CLEAR集合
・10:10  ガイダンス&開会式
・10:30 出発(送迎車で移動)
・12:00 昼食&現地散策
・13:00 英語模試(45分)
・13:50 数学模試(45分)
・14:40 国語模試(45分)
・15:40 理科模試(45分)
・16:30 社会模試(45分)
・17:20 理系解説授業(60分)
・18:20 夕食&入浴等&リフレッシュタイム
・20:20 文系解説授業(60分)
・21:25 特色対策①or基礎点アップ講座①
・22:30 特色対策②or基礎点アップ講座②
・24:00 就寝
・  7:00 起床
・  7:20 朝食&リフレッシュタイム
・  8:00 リスニング対策(60分)
・  9:10 数学記述対策(80分)
・10:40 英語自由作文対策(80分)
・12:00 昼食&リフレッシュタイム
・13:00 他科目記述指導①(60分)
・14:10 他科目記述指導②(60分)
・15:10 閉会式
・15:30 現地出発
・15:50 富士浅間神社にて合格祈願
・17:30 小田原到着予定

※予定は一部変更になることがあります。

壁に挑み続けるある中2生

とある中2生のお話。

昨年度の学年末頃に入塾してくれたその子は、決して勉強が得意な方ではなかった。けれども、ここに来てジワジワと力を付け始め、先の定期テストでは数学・理科で8割を超え、英語ではあともう少しで8割に届くまでに成長した。特に数学は大の苦手で、その原因が計算力を身につけてこなかったという典型的な中1次の躓きから来るものであることは明らかだった。英語に至っては語彙力・文法力いずれも足りないことだらけで、I am~/You are~という、それこそ中1の頭からの復習が必要な状態だった。けれども!だ。先に書いたように英数理の得点はいずれも軒並み急上昇中。

そんな彼女が今ぶつかっている壁が英単語。文法の理解は比較的できるようになったのだが、いかんせん単語力が乏しいだけに「分かっているのに正答に至らない」状態からなかなか抜け出せない。故に必須英単語180問テストを継続中。これは先の「夏の勉強合宿」で課していたテストで、合宿に参加してくれた彼女はこの壁に何度も跳ね返され、合宿中にはクリア出来なかった。壁に立ち向かい続ける彼女に、俺は言った。

「合格点は何点にする?自分で決めてみろ。」
すると彼女はこう答えた。
「172/180点で。」
「……!」
驚いた。単語を苦手とする彼女から、かなり高いラインを自らに設定することに。快諾した俺は、「そうか、頑張ってみろ。」と背中を押した。

そして数日後、再テストに挑んだのだが、結果としては敢えなく不合格。しかし、7割以上の正答率。最初に挑んだ頃と比べれば遙かに出来るようになっている。努力の足跡は確かにうかがえる結果だったため、そこでまた俺は彼女に問うた。

「残念だったな。力及ばず、だ。これからどうする?この単語テスト続けるか?自分で決めろ。俺の顔色など決して気にすることなく。合格するまで挑み続けるか断念するか。本当にどちらを選択しても構わない。こういうことは強要されてやるものではないからな。」
すると…
「やります。」

キッパリと言い切った彼女の答えは前者だった。頼もしく感じた。テストの点数が伸びているのも頷ける。小手先のテクニック云々ではなく、勉強に対する向き合い方というか、根っこの部分が変わってきたことこそが、今の結果に結びついているのを実感した。

ガンバレ、Y。

11月期PUテストのお知らせ

CLEARオリジナル英数PU(パワーアップ)テストのお知らせです。

英数いずれも11月定期テストに照準を定めた出題内容となります。概要は以下の通りです。

◆中3英語(10/31水実施)
分詞・関係代名詞などの後置修飾を中心に既習内容も含めた総合問題。

◆中3数学(10/31水実施)
二次関数中心に既習内容も含めた総合問題(相似の基本含む)。

◆中2英語(国府津=10/31水実施/酒匂=11/11日実施)
不定詞・従位接続詞を中心にPROGRAM6までの総合問題。

◆中2数学(国府津=10/31水実施/酒匂=11/11日実施)
一次関数を中心に既習内容も含めた総合問題(図形の基本含む)

◆中1英語(国府津=11/4日実施/酒匂=11/11日実施)
三単現・疑問詞where・基本単語(序数など)などを中心とした総合問題。

◆中1数学(国府津=11/4日実施/酒匂=11/11日実施)
方程式中心に既習内容も含めた総合問題(学校進度により比例も含む)

※英語は事前に問題を配布します。各自しっかりと準備をしてテストに臨むこと!

解き方

最近教えていて思ったこと。

問題の解き方が変わってきた生徒がいます。これまでは学力はあって、「あっ」と驚くような解き方ができ、それでいて問題を解くスピードもしっかりとある。そんな生徒だったが、些細なミスを連発することが課題であった。

その生徒が、最近の問題の解き方を見ていると、「しっかりと解く」意識が見られる。本人が意識的にそのような解き方をしているのか、それとも自然とその解き方になってきたのかはわからないが、良い傾向であるとその生徒の解き方を見ている。

問題を解くスピード感は少し遅くなった感じもするが、それは致命的なことではなく、元々がスピード感がある解き方をしていたので、今が良いバランスなのだろう。

何かのきっかけで本人の意識が変わり、それが問題の解き方に表れている。次はこれが結果に結びつくことが楽しみだ。

生徒の中には、「難しい問題を解けるのが優秀な生徒」と思っている人は多い。確かにそのとおりでもある。ただ一方で、「ミスなく解くことも優秀である」ということを意識してほしい。地域のトップ校にいく生徒には、元々持っているセンスで、トップ校に合格した生徒もいますが、確実に解く力を身に付けてトップ校に合格した生徒もたくさんいる。

もう少しすると中学校では定期試験が始まる。ぜひとも皆には結果を残してほしいと期待大だ。そのためにも、「しっかりと解く」をもっと意識してもらいたい。

2018秋レク!

昨日は小学生を対象とした秋レク。野菜の収穫体験も兼ねたバーベキューをしに行ってきた。場所は伊勢原市にあるアグリパークさん。

〔9時00分〕レンタカーを借りての移動。みな元気いっぱいだ。

〔10時00分〕予定通りに現地着。まずはバーベキューの準備。できるだけ子どもたち自身の手で進める。

〔11時00分〕野菜の収穫体験へ!この日はネギ、ピーマン、サツマイモを収穫。地中深くまで根を張るサツマイモには苦戦する子どもたち(笑)。

人面ピーマン?を見つけた!

〔12時00分〕収穫したばかりの野菜をバーベキューの食材へ。

〔12時30分〕いざ実食!大地の恵みの瑞々しさを堪能。

〔13時30分〕農園内にいるヤギとのふれあい。

〔14時00分〕帰りにみなで集合写真!楽しかったぁ!

今回の秋レクでは子どもたちの新たな側面を発見できた。特に小6生だ。バーベキューの最中も率先して焼き係となり、まずは下級生の子に食べさせたり、洗い物をするときも食器を運ぶときも、フォローを怠らなかったり、そして、同学年の子がおらず1人ポツンとなりかけてしまいそうになる子には、輪に入るように積極的に声をかけてくれたりするなど、最上級生として頼もしく感じた。また、手際よく野菜をカットしていたT。お母さんが忙しくしているときなどは手伝いをしたり、自分で料理をしたりすることもあるらしい。

「遊びの中にも学びの機会を」をテーマにしていた今回のレク。学ぶことができたのは子どもたちだけではなく俺たち講師もだった。

単純暗記はNG~英語学習で大事なこと~

本日の中2英語は動名詞。不定詞の学習に時間を割いたのは、この動名詞の理解をスムーズにしていくため。

いつものように既習内容を絡めた発問をしながら進める。不定詞を用いた英作文を3題。基本は心配なさそうだったため、それらを全て動名詞に書きかえていく。

I like to play soccer.=I like playing soccer.
I like to study math=I like studying math.
To study math is interesting.=Studying math is interesting.

しかし、全て書きかえられるわけではないことを伝える。動名詞と不定詞、似ているようで実は異なることを意識させる。
「不定詞を作るtoのそもそもの概念は『何かに向かう』ということ。つまりは未来に向かうイメージ。一方、動名詞は、その形が進行形の一部として使われるものと同じ。つまりは実際に行っているイメージ。だから…」

I want to play tennis.⇒○
I want playing tennis.⇒×

そして、動名詞のみを目的語にとる動詞としてenjoy、finish、stopなど、理由を含めて説明。ここで、発問してみる。
「じゃあ、I hopeのあとにはto meet youかmeeting youかどちらが続く?」
しっかりとto meet youと答えてくれたことに安堵。その後少し練習問題を挟み、前置詞を絡めたパターンの確認へ。

How about drink this tea?⇒×
How about drinking this tea?⇒○

?????という反応であったため、aboutが前置詞であること、そして前置詞の後は名詞が続くことを確認。
「動詞を名詞化しなければいけない。だから動名詞にするんだ。」
納得の表情を浮かべてくれたことにこれまた安堵。

「不定詞の名詞的用法は動名詞に書きかえられることが多い。覚えろよ。」で終わってはいけない。単純暗記には限界があるし、むやみやたらに覚えることが増えてしまうだけだ。そうではなく、英文法の核となるところをしっかりと押さえられれば、必要最低限の暗記で済むし、応用も効くようになる。

そんなことを思いながらの中2英語だった。

更新しました。

CLEARのwebサイトの、PC版のみですが、オープニング映像をリニューアルしました。それがこちらです。(一日に一回のみ再生されます)

ぜひ一度、CLEARのwebサイトに訪問してみてください。

また、動画内でも宣伝させて頂いていますが、只今無料体験を受付中です。塾をご検討中の方がいましたらぜひ一度お問い合わせください。

 

受け入れる

誰でも叱られたり注意されたりするのは嫌だろう。
誰でも自身の未熟さや至らなさを指摘されるのは嫌だろう。

でも、何事も成長・向上・上達のためには、己を知ることから始まる。そのためには「ダメな」自分自身を受け入れる。

現状から目を背けない。逃げない。どんなに苦しくとも、だ。子どもには子どもなりの辛苦があり、大人には大人なりの辛苦があるのだから、「まだ子どもなのだから」とか「もう大人なのだから」とか、そこには子どもも大人も関係ない。

「厳しい」「怖い」と前職時代からよく言われてきた。というのも、規律・約束事・受講姿勢、諸々を徹底してきたからだろう。度重なる宿題忘れ、無断遅刻や無断欠席、風紀を乱す言動・行動には、容赦なく厳しく接した。今でこそ笑い話だけれど、保護者様と真っ向対立、口論になったこともあったな(汗)。あるイジメ問題でどうしても腹に収めきれず…若かった(笑)。

全ては子どもたちの学力向上のため。そして、それには人間としての成長=人間力の向上が不可欠。決してぶれることのない想い。二言目には「パワハラ、パワハラ」と叫ばれる昨今だけに、本気で叱ることが出来にくい世の中ではあるけれど、叱るときも、褒めるときも、100%で。

そして、子どもたちには、厳しさも優しさも受け入れられる人間に…。
そんな想いを込めて、明日も情熱全開で…!

「志望校判定テスト」&「学力診断テスト」に向けて

本日より、CLEARでは中学生の「志望校判定テスト」や小学生の「学力診断テスト」を順次実施していく。これらのテストは学校のテストのように、詳細な試験範囲があるものではなく、実力を判定するものなので、範囲はある程度広いものとなっている。故に短期的な学習の成果ではなく、日頃からの積み重ねが結果としてでてくる。

CLEARでは夏期に入塾した生徒もたくさんいるので、こういうテストには慣れていない生徒も少なからずいる。でも、狭い世界での自分の立ち位置よりも、全県、全国規模での自分の立ち位置を把握することは、今後の目標と学習計画を考えていく上でも重要なことである。そのことを意識してテストに挑んでほしい。

生徒には予め、詳細な試験範囲表はないとはいえ、大まかな範囲表は配布してある。どの分野が今回のテストに出題されるのかをチェックし、ある程度学習してからテストを受けること!小学生の中には、もしかするとほとんど学習することなく、学校のテストを受けている子もいるかもしれない。でも、今回実施するテストは全く準備することなく受ければ、学校のテストのような得点を取ることはできません。しっかりとした準備をしたものが、結果を残せるはずである。

また、学校のテストと違って、難しい問題も含まれてくる。だから、毎回学校のテストと比べて「難しかった・・・」という声も聞かれるが、すべてが難しい問題というわけでもない。難しい問題ばかりを意識しすぎて、普段解ける問題を落としては点数は伸びてはいかない。まずは、背伸びをせず、しっかりと足元をみた解き方をして、残り時間を考えて、差がつく問題にもチャレンジしていくようにしてほしい。普段通りの取り組みをすれば、手も足も出ないような問題はあまりないはず。

前回は夏休み中にテストを実施したが、今回は前回の結果を超えられるように、日頃の成果を見せてくれることを期待しています。

絆ありき

塾講師として、経営者として、自身が描く理想像まで遙か彼方の未熟者、半端者の俺。故にさまざまな塾、または異業種の方の文献やWEB情報からいろいろと勉強させてもらっているのだが、中には「これだから塾は…」と、やはり世間に思われてしまうような言動をはたらく塾講師もいるため、悲しくなってしまうときがある。

皆が皆そうではないのだけれど、「先生」と呼ばれる立場の人の中には、自身が御山の大将に過ぎないことに無自覚で、どうしても専制君主のように振る舞ってしまう人が多い。博識ぶってはあらゆる言動が上から目線で、「俺様」感やオラオラ感が否めない。教える・教わる、というケジメある関係は必要だけれど、行き過ぎた主従関係のようになってはいけない。全ては絆=信頼関係ありきで成り立って然るべき。

かく言う俺自身も、振り返ればそのような時期もあったように思う。でも、心ある人やたくさんの教え子のお陰で、「それっていかがなものか」と幸いにも気づくことが出来た。

それなりに長くこの業界にいるだけに、塾の存在価値を少しでも上げていきたいと未熟者ながらに想う。閉鎖的な業界のため、世間一般の常識と幾許かズレている人がいるのも事実。

良い意味で自分自身を「たかが塾講師」と思うようにしているのは、こういうところにある。自身を俯瞰することを忘れずにいたいものだ。