難題を解ける生徒は凄い!でも、ミスなくやり遂げることも立派なこと!

先日、引退会見をされていました宮里藍さん。浅田真央さんの引退といい世界を舞台に活躍されていた方の引退は、今後見れなくなることに対し、淋しい気持ちもありますが、これまでの活躍に対し感謝の気持ちもあるものです。

テレビを見ていると小さな身体で世界で活躍されてきたことの凄さを称える内容が沢山放送されています。「パワーでは勝てないので、正確性で勝負する」

「なるほど!」

大切なことです。どの世界でも、ある分野で勝てないのならば、違う分野で勝負すればいい。諦めず最後までガンバルということも大切かもしれません。けど、最終的に結果を残すならば、現状の自分自信をよく知り、そしてどこが自分自身の武器なのかよく考え、実践すること!大切なことだと思います。

たとえば、生徒にも似たようなことをよく言います。

「難題を解ける生徒は凄い!でも、ミスなくやり遂げることも立派なこと!」

これまでも持って生まれた天分といいますか、教えていて「この子凄いなぁ」と関心させられる生徒はおりました。ですが、そういう子が学年トップや、オール5をとるかと言えばそうではなかったりします。それよりも、泥臭くコツコツやる生徒の方が結果を残すことは多々ありました。難題を解くひらめきや、暗記するスピードなどは天性のものがあるかもしれませんが”正確性”に関しては、努力の量に比例していくものです。

周りを気にして「〇〇さんはできる!」とか言いながら自分と比較することも時には大切ですが、最終的に成績アップや志望校合格を目指していくならば、正確性の向上こそがもっとも生徒には意識してほしいです。

 

進学塾CLEARを積極的に活用してください

暑っ!もう夏のようですね。

少し動くだけで汗が!本格的な夏はまだこれからというのに、5月で30度超えもあるみたいです。これから先が思いやられます。

そして、先日ブログでも書いた夏期チラシですが、一部の記事を残しほぼ完成しました。おそらくは、今週中か来週早々に印刷を発注します。完成したらどんなチラシなのかwebからもご紹介致します。今回は書きたいこと、載せたいことを盛り込んだ特に力作です。こういうものは盛過ぎに注意しなくてはいけませんが、最低限のことは書くことができたと思います。

さらに、そして、夏期講習ですが受付を6月より開始致します。進学塾CLEARでは、卒業した第一期生を含め、入塾された中学生全員の成績アップに成功しております。それと言うのも、進学塾CLEARは、講義力に自信あり!バイト講師ゼロ!講義はプロ講師による情熱指導で、他塾を陵駕するような授業内容のご提供をしています。もし進学塾CLEARにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度お問合せください。しっかりとご説明させていただきます。その上で、夏期講習及びご入塾かをご検討いただければと思います。

また、定期テストも近づいてまいりました。先にも書いたように現在、進学塾CLEARでは入塾された中学生全員の成績アップに成功している実績があります。今回も成績アップを目指して、個々にあった最適な学習方法を含め、日々の講義を開催しています。自習室や質問受付も試験が終わるまでの毎日おこなっておりますので、塾生のみなさんは進学塾CLEARを積極的に活用してください。

 

夏期チラシ

今日も暑かったですね。もうすぐ夏です!

塾の夏と言えば夏期講習です。

今はその準備で大忙しの時期、夏期講習の予定や内容はもう既に決まっているのですが、今は受付準備の時期です。どんななことでも、準備は大切!テストもそうです。しっかりとテストに向け準備してこそ好結果をもたらします。だから我々は今は夏期講習に参加していただく生徒がみな満足していただけるようにしっかりと準備をしています。

さらに今週はチラシづくり!

業者に頼みたいところですが、ここは自作です!やはり余計な経費がかかりますので、手作りです。ここで余計な経費をかけてしまうと月謝に反映せざる得なくなり、保護者様にも迷惑をかけてしまうかもしれませんので、今回もパソコンに向かって自作チラシを製作しました。

今日時点で、9割程度は完成かな?今回は力作です。なかなかチラシ一枚でCLEARのことを全て詰め込むことはできません。

ですが、「CLEARがどんな塾なのか!」

「我々がどんな想いで指導しているのか!」

「夏期講習はどうなっているのか!」などなど、

色々考えを巡らしながら今週一週間かけてつくり込みました。チラシの投函予定まではまだ一ヶ月ほどありますが、業者にお願いしなくても負けないような、我々の想いが詰まった夏期チラシが完成しそうです。

また新聞折り込みの際にはご報告いたしますので、そのときは是非ご一読ください。

 

定期テストをより価値あるものに

定期テストまで1カ月を切った。特に中1生にとっては初めて迎え撃つ定期テスト。最初は「皆、取れる」「皆、高得点」レベルの定期テストであったとしても、ぶっちぎりの好結果=ロケットスタートにより「次もガンバロウ」につなげたい。

塾での中1生の授業、主要5科についてはテスト範囲と思われる単元はほぼ指導を終えている。来週からは提出物関連のバックアップ及び豊富な演習量によるアウトプット力の強化に尽力していく。

小学校のときとは決定的に違うこと、それは定期テストの有無。
「テスト範囲の提示」

「数値目標の設定」

「学習計画」

「テスト本番」

「結果を受けての反省・改善点の洗い出し」
初めて迎え撃つ定期テスト、より価値あるものにしてきたい。目標設定、計画立て、反省…諸々を通じて、定期テストを単なる点取りゲームではなく、自己を高められる成長材料に。テスト勉強を通じてでも学べることはたくさんある。

結果だけではなくその過程にもトコトンこだわりたい。必ずこれからの成長材料になる。必ず。ガンバロウ!中1生!

中3英語の進捗状況

本日の中3英語は現在完了(経験用法)。

今年の中3生はどちらかというと英語を不得手としている子が多いため、ややゆっくりペースで進めている。年度当初は…
・3月~春期=受動態
・4月=現在完了
・5月=いろいろな不定詞
…の予定でいたが、実際は…
・3月~春期=受動態
・4月=現在完了
・5月=現在完了
上記のように。指導している最中、ところどころに中1・中2内容での「穴」が見受けられたため、グッと一気に現在完了を進められなかったことによる。が、それでもよし。ムリに進めて消化不良を起こすよりは。もともと微調整ありきのカリキュラム、予定はあくまで予定だ。

そんな本日の中3英語は、継続用法&完了用法の復習から。
・I have cleaned my room since yesterday.
・I have just cleaned my room.
・I have cleaned my room once.
のように、基本文を変えずに、継続・完了・経験のイメージ・訳し方を説明。since、just、そしてonceなど、用法を識別するための「信号機」を意識させながら、できるだけ分かりやすくテンポよく。しかし、この経験用法は他の用法と比べて少々定着に時間がかかる。頻度を表す副詞やらhave been toやら、また、疑問文でのeverやら否定文でのneverやら、覚えるべきことが多い。でも、「核」さえ理解できていれば単なる丸暗記をする必要はない…のだが、子どもたち、分かってくれただろうか(汗)。

次回は現在完了の総復習を予定。基本の型はほぼ大丈夫だと思うが、同意文完成など実戦向きの問題にはあまり触れていないため、そこを詰めていきたい。今月で現在完了には決着をつける。

定期テストだけではなく、当然その先(入試)を見据えた力をつけさせたい。ガンバロウ!中3生!!!

ある教え子のこと①~その2~

 入塾してからしばらくして、Nの様子が少しずつ変わってきた。何が変わってきたかというと、とにかくよく勉強するようになった。ほとんど毎日のごとく自習室に通うようになった。まぁNの性格上、とてもじゃないが家で勉強するようなタイプではなかったため、ちょうどいい勉強部屋になったのかもしれない。テスト前はもちろん、テスト後もよく自習室に来ては勉強していた。それが全てかなりの集中力をもって取り組めていたかというと、それは正直ない。基本的に落ち着きのないヤツだったので、集中力を切らしては俺によく叱られていたことも当然ある。それでも、暇を持てあましてフラフラと遊びほうけるよりはよっぽどいいと俺は思っていた。

少し気になることがあったりすると、保護者様へ連絡するようにしていた。もちろんNの家にも何度かお電話をしたことがある。すると保護者様から意外な言葉が返ってきた。

「Nが家で勉強するようになってきたんです。こんなの初めてで、ビックリしてるんです。先生、本当にありがとうございます。」

 ご入塾頂く前には必ず保護者様と事前面談をし、塾の指導理念やお約束できることなどを話す。もちろん保護者様からもご要望やお子様の現状をお聞きする。Nのお母様からはこんなことを聞いていた。
「本っ…当に勉強しないんです。全く勉強しないんです。家で机に向かってる姿なんて中学あがってからは一度も見たことがありません。そんな子なんです。」
こんな様子だった。そんなNが勉強しているという。えらく感動されていたのを覚えている。自習室で「勉強する」という習慣が、家でも少しずつ表れてきたのか。まぁどれだけ中身の濃い勉強をしているかどうかは別として、今まで全く勉強してなかったことを考えれば、大変な成長だろう。

 当時、最も自習室を使用していた塾生の1人と言ってもいいほど、よく来ていた。おそらく家で1人で居るのがつまらず、ここに来ればきっと誰か友達がいるかもしれない、そんな思いもあったことと思う。たとえ、そんなきっかけであったとしても、勉強量が増えたということは紛れもない事実であり、学力は着実についていった。ただ…、如何せん、落ち着きのない、だらしない性格のため、テストの点数はそこそこ取れても提出物やら授業態度やらでマイナスされていた。もちろん成績は思うようには上がらなかった。そして目標もまだあるわけでもない。ここぞというときにテストの点が伸び切らないのも、成績に対する執着心が足りないのも、目標がないがなかったため。確かに勉強量そのものは増えたが、ただそれだけだった。

(つづく)

繋がり

先日、自分がこの仕事についたばかりの頃に教えた生徒から久しぶりの連絡がありました。もう子どもいて元気に頑張っているとは風の頼りでは聞いていましたが、教え子からの連絡は、この仕事をやっていく励みの一つです。

教え子たちが子どもがいる年令になったということを聞くと、「自分自身が年をとった・・・」と実感します。先日も久しぶりに首都高速を運転した時に、昔は怖くはなかったですが、今は首都高の運転が怖く感じられました。さまざまなことで、「年をとったなぁ~」と思うコトもたくさんあります。でも、こうやって昔の教え子が連絡をくれたりすると「年を重ねることもわるくはないな!」と思ったりします。

「どうかしたか?」と聞くと「ちょっと相談が。」と。詳細はここでは書けないが、出来る限り話は聞くことにした。やはり大人になり色々大変なこともあるようだ。各々が大人になり、子どもがいる年令となっても、こうやって相談してきてくれることは、自分としては嬉しい。随分長い時間話をした。時代は代わり、当時とは子ども思考や接し方も変わりました。教える技術も未熟で、あの頃にしかできない指導方法もありました。それでも自分にとって良かったのはこうやって今でも連絡をくれる生徒たちとの繋がりをもてたこと。今、CLEARので教えている生徒や保護者様には信頼されるように頑張らなくてはと思いました。

勉強部屋

保護者様とお話をさせ頂く折に、必ずと言って良いほどご相談を受けるのが、

「自分から勉強するようになってほしい」

そこで今回は、「勉強するための環境作り=勉強部屋?」という観点で思うところをつれづれなるままに…。

子どもに勉強部屋を与えようというキッカケは何だろうか?親にしてみれば「自分で自覚を持ってやっていってもらいたい」。子どもにしてみれば「自分のペースでやりたい」ということでしょうか。

「この子はいつになったら勉強をするのだろうか?あっ!また、ゲームを出して遊びだした!」と見張るのに疲れる親、そして「また、お母さんがこっち見てる。そろそろ怒りだすんだろうなぁ」と見張られるのに疲れる子ども、お互いに見えないほうが楽という理由で勉強部屋に押し込むというのが実情ではないだろうか?

これでは何の解決にもならない。「勉強しなさい!」と勉強部屋に押し込んでも、親は気になって様子をちょくちょく見に行くでしょう。「そろそろ来るかも」と子どもも身構えていろいろとカモフラージュするでしょう。とても健全な親子関係、健全な学習環境とは言えない。そもそも親子で「見張る・見張られる」という看守と囚人のような冷たい関係になるのが大間違いなのだ。

そうではなくて、「見守る・見守られる」という温かい関係にしなければならない。決して難しいことではない。お母さんが家事をしながら、目の届くところに学習スペースを作ればいい。そして、子どもが勉強している背中を黙って見守る。子どももお母さんに応援されているような気になるだろう。問題が解けたときは一緒に喜んであげる。勉強部屋を与えるのは子ども自身に自覚が芽生え、一人でも勉強できるようになってからでも遅くはない。そして、それは早ければ早いほどいい。

教室内充実化作戦!

開校当初に購入した本棚が、テキストや参考書、教科書などでいっぱいに・・・。

う~ん・・・、どうしようか?新たな本棚を購入しようかとサイズをはかり検索するとベストサイズがない。空いている部分にベストサイズな本棚が見つからない。それならば、「作っちゃえ!」ホームセンターにいって、簡易なDIYにチャレンジしました。

購入したのは2✕4材を4本、ディアウォール、横幅120㎝のパイン材を用意。2✕4材は床から天井までの長さにホームセンターでカットしてもらい、他は教室で全て組み合わせながら調整しました。焦ったのは少し2✕4材が短かったのか、少し不安定に・・・。あとから、スペーサーを購入して調整しました。※ディアウォールを使って同様のをつくってみようと思う方は、床がカーペットの場合は2✕4材を-4.5㎝でカットではなく、-4㎝でカットにした方がよいです。カーペットの沈み込む分を計算していませんでした。

大変だったのは、棚を地震対策と棚を水平に調整することくらい。どちらも大切なことなので、その辺は丁寧に調整しました。おそらくは、DIYに興味があれば誰でもできるのでは!

そして完成したのがこちら。

どうでしょうか?素人作成ぽい味のある本棚が完成しました。もう一段くらい上につけれそうですね。あとから、追加できるのがDIYのメリットです。必要になれば今後付け加えていきます。

DIYで作った方が、同サイズの本棚を購入するよりかは、DIYの方が安価だし、なにより楽しいです。より充実した教室になりました。

次は、もう一つの教室が殺風景なので、何か必要なものがあれば今後はそちらの教室の改造にチャレンジしてみます。

ある教え子のこと①~その1~

前職時代を含めれば、この仕事も気づけば14~15年続けている。アルバイトも含めれば20年…(汗)。まさに、光陰矢の如し。その中で多くの子どもたちと喜怒哀楽を共にすることができた。たくさん叱ったし、たくさん褒めた。また、たくさん笑い、たくさん泣いた。1人ひとりにドラマがあり、どの教え子も俺にとっては宝。その中で特に印象深かった教え子について、徒然なるままに綴っていこうと思う。

1人目は今から約10年前、前職時代のこと。逆転合格を果たした、ある受験生について。ただし、もう10年前のことだけに、俺の記憶が曖昧になってしまっていることを前提のうえ、読んでもらえたらと思います。それでは、ハジマリハジマリ…。

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Nが塾の門を叩いたのは、秋も深まりそろそろ冬の足音が聞こえてきそうな中2の2学期、少し遅めの入塾だった。中3二学期の成績はさることながら、中2学年末の成績も極めて大事だということは、神奈川県の中学生ならきっと誰もが知っていることだろう。これから受験に向けてかなりの努力が必要と思われるのは誰の目から見ても明らか、そんなNの成績だった。成績はオール3未満。しかし、受験と言ってもまるで他人事のよう、当のN本人には全く危機感がなかった、というよりも目標がなかった。何のために勉強しているのか、なぜ勉強する必要があるのか…。「とりあえず周りもみんな塾へ通ってるし、俺もいちおう行っておこうかな…。」きっとそんな軽い動機だったろう。

しかし、そんなNが、地区のトップ高・HKを目指すことになろうとは、このとき誰が予想しただろうか・・・。

(つづく)